
東京都神道青年会
会長 服部 佑子
先ずは謹んで聖寿の万歳と皇室国家の弥栄をお慶び申し上げ、神宮をはじめ各御社頭の御隆昌を御祈念いたします。神宮におかれましては、第六十三回式年遷宮の諸祭・諸行事が恙なく斎行されておりますこと、誠に慶賀の至りに存じます。
昨年は大東亜戦争終結八十年の節目にあたり、英霊顕彰に力を入れてまいりました。一般的にも、様々な場面で目にすることが多く、意識する機会が多くあったかと存じます。八十一年目となる本年も、引き続き歴史を学び、心に感じ、この国の礎となられた英霊に感謝の誠を捧げるべく、英霊顕彰・慰霊事業に力を入れてまいります。八月十五日、東京都慰霊堂での慰霊祭は我々青年神職だけでなく、都内神職をはじめ広く一般の方にも御参列頂けるよう、努めてまいります。
各部におきましては、昨年同様に会員各位の青年神職としての素養を高める自己研鑽の場として、教養講座や各研修を企画、実施し、氏青協との協力による社頭教化を行い、時局への迅速な対応を行うべく、神青協はじめ関係諸団体との連携を強固にし、会報誌「やくわえ」またSNS等での活動周知や記録撮影、会員同士の親睦を深める親睦事業を企画し、青年会ならではの活動をしてまいる所存です。
特別委員会では、時局対策・社会奉仕・組織検討を引き続き設置し、様々な時局問題に対する柔軟な対応、地域社会への貢献に繋がる活動、より良い会運営が出来るよう模索検討してまいります。
災害対策では、「忘れない、風化させない」のスローガンを胸に、本年三月十一日に発災より十五年が経った東日本大震災や、令和六年能登半島地震などの自然災害に引き続き心を寄せると共に、迅速に支援活動を行えるよう情報収集・共有を続けてまいります。そして、いつ起こるか分からない首都圏における自然災害にも備えるべく、防災意識の向上や有事の際での行動について検討いたします。
青少年に向けた教化育成は非常に重要な活動であり、神社庁や関係諸団体と協力し、取り組んでまいります。また、当会が主管する本年六月の神青協一都七県協議会総会の運営に際して、一同団結して準備に取り組んでまいります。
振り返りますと、役員の世代交代と、個々の環境や心境の変化が大きくあった一年。会運営としても様々「模索」「実践」しながら歩んできた一年でした。各種事業並びに、青年会活動にお力添えいただきました皆様方に感謝申し上げます。
昭和・平成・令和と歩んできた当会。創立当初からの「会員相互の研鑽と親睦を図り、神社神道の興隆を期する」という目的を礎に、一年間で培った経験と神社界がおかれている状況や、物価高騰などの社会状況の中で「今」の時代に即した会運営となるべく、更に見直し、デジタル化やペーパレスなど近年の発展を取り入れながら、人と人との繋がりを大切に、これからの未来に向けた「一歩」を引き続き歩んでいけるよう努めてまいる所存です。
今後とも先輩諸賢と会員各位のご理解ご協力を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。