東京都神道青年会
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基本活動方針


 先ず以て、謹んで聖寿の万歳と皇室国家の弥栄をお慶び申し上げます。昨秋には立皇嗣の礼が厳粛に斎行され、御代替りの諸儀式が滞りなく執り行われましたことは慶賀の極みに存じます。また、神宮をはじめ各御社頭の御隆昌を御祈念致します。
 国内外で蔓延している新型コロナウイルス感染症の拡大は止まる所を知らず、人々の生活や社会の在り方を一変させるほどの影響をもたらしました。「三密」「リモートワーク」「ソーシャルディスタンス」など聞き慣れない言葉が飛び交い、緊急事態宣言の発出など、今も社会全体が大きな不安と閉塞感に包まれています。斯界においても多くの神社で疫病の終息を只管に祈るのは勿論、御祭神の尊厳護持に努めつつ所謂「新しい生活様式」に考慮した護持運営の形が考えられました。インターネットの活用や郵送による授与品の授受、キャッシュレス決済や祭典の動画中継、分散参拝など、これまで様々な議論がありその導入が躊躇されていたことも含め、急激な勢いで変化が進みました。更に祭礼や神賑行事についても規模縮小や形を変えて行われることが多くなりました。それらは本義とは異なるあくまで特例的なものなのか、それとも時代の変化に合わせて今後も続く新しい形なのか、単純な善し悪しだけでなく、多角的に捉え、考えていかなくてはなりません。
 青年会の活動においても参集する事自体に慎重にならざるを得ない中、オンラインでの会議や研修会など柔軟に対応して活動に取り組んでいく必要があります。創立以来の「自己研鑽と神社神道の興隆を期す」という理念を改めて考え、各部従来の役割を担いつつそれらに囚われない垣根を越えた活動を展開してまいります。また、昨年は会議・事業など同じ場所で顔を合わせる機会が殆ど無くなってしまい、相互の考え・空気感・熱量などの共有が難しい日が続きました。今後は人と人との繋がりという部分をこれまで以上に重視し、会員同士の相互理解と関係強化に努めてまいります。
 我々が取り組むべき活動の中でも英霊顕彰・慰霊活動は非常に重要なものであります。会での活動だけでなく、広く一般の方々にもその意義を伝えられるように努めてまいります。また、創立七十周年記念事業の一つでもありました海外慰霊祭は感染症拡大の影響で已むを得ず開催を断念しましたが、今期単独事業として開催できるよう、情勢を見つつ計画致します。
 青少年への教化育成についても神社庁や関係諸団体と協力し、取り組んでまいります。
 特別委員会は時局対策・社会奉仕・組織検討を柱とし、時局問題への柔軟な対応や社会貢献に繋がる活動に取り組むと共に、時代の変化に即した会運営の形を検討致します。
 昨今は地震だけでなく、台風や局所的な豪雨などの自然災害が全国的に多発しております。災害対策委員会では有事の際に迅速な支援活動が出来るよう引き続き情報の収集や共有に取り組みます。また、支援だけでなく自身も被災の当事者になるという可能性があることを想定し、防災意識の向上にも努めてまいります。
 何事においても時代に合わせた変化が求められる中、昨年からの感染症の影響は、様々な部分でなかば強制的に変化を余儀なくされると共に、多くの事を改めて考える機会となりました。正しい道に進んでいるのか、そうではないのか、変えてはいけないもの、変えるべきもの、それらをしっかりと見極めていく必要があります。
 


会長

困難の時代だからこそ青年会として積極的に活動していかなくてはなりません。しかし会のためだけの活動をするのではなく、必要とされる会、会員が活動に誇りを持てる会でなければ存続の意味が無くなってしまいます。創立より七十年を越える歴史の中に今があることを胸に、様々な意見をぶつけ合い、充実した活動を行えるよう全力で取り組んでまいります。
 今後とも先輩諸賢と会員各位の御理解御協力を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。



 東京都神道青年会
 会長 大鳥居 良人